サッカニーの最高峰ランニングシューズが2023/3/24に発売。
いやはやこれ、ほんとすごいっすよ。
履いた人たちもみんな絶賛で「ヴェイパー超えたんじゃね？」の声もちらほら。
比べる対象としてはナイキヴェイパーフライNEXT%がぴったりで、カーボンプレートとフォームのマッチングはまさにヴェイパー。
新フォームPWRRUN HGはいままでのエンドルフィンシリーズで使われてた発泡系とは違う構成で、感覚としてはズームXとフューエルセルを足して2で割ったようなかんじです。
弾力あるけど柔らかすぎない。
カーボンプレートはスプーン形状ですが、先に四つ股状のスリットが入っているため、跳ね返しは幾分かナチュラルな印象
ソール厚40mmのドロップ8、重量204gと、レースシューズ最高峰のスペックです。
その中でも個人的に気に入っているのがアッパーでして、通気性やフィット感もそうなのですが、同色異素材がテクニカルに組み合わさっている構造に単純に萌え。ギアっぽさ満点でかなりそそられます。
カラーもどこかで見たようなライムグリーンを一発目に、次回にはピンクを用意してるあたりのガチンコ感もユーザーとしてはおもしろい笑
東京マラソンエキスポでは海外ランナーにも大人気だったようですし、本命レースでこのシューズを履くトップ選手も近く出てきそうですね。
我らが愛すべきエンドルフィンシリーズ三兄弟の上に突如現れた、海外規格の令和の怪物。
マラソンシーズンアウトのランニングシーンにどこまで斬り込んで行けるか、注目していきましょう。
ライター『シューズレビュアー 牧野英明』
高校時代に陸上部で中距離をやるも、ファッションの方が好きだったためまったくハマらず引退。怠惰な大学生活を経て大手セレクトショップに入社し、以降はファッションのプロとしてカジュアルからドレスまで幅広く経験。
数年前に軽いノリでフルマラソンに参加したことをきっかけに、ランニング仲間との交流に刺激を受け、いつの間にかシリアス市民ランナーに変貌。
それが功を奏し、現在はスポーツブランドのディレクションやランニングシューズレビューを手掛け、ランニングアドバイザーの資格も取得。
走れる普段着ファッション＃いつでも10km走れるコーディネート は各媒体でも話題。